2016-11-05から1日間の記事一覧

(巻十二)立読抜盗句歌集

マネキンを下着で立たせ夏に入る(丸井巴水) 菜の花や月は東に日は西に(蕪村) 筍のまことに無骨な荷が着きぬ(山田弘子) 街角の風を売るなり風車(三好達治) 柿ひとつ空の遠きに堪えむとす(石坂洋次郎) 中吊りに求ム旅人夏休み(松枝真理子) 覗く目を逆に覗きし…

(巻十二)郭公なくや五月のあやめ草あやめも知らぬ戀もするかな

11月4日金曜日 巻十二も此にて完結となりました。続いて一挙掲載いたします。 今日はJRがぐたぐたに乱れ、帰りの電車も有楽町駅でホームボタンが押されて止まってしまった。幸い3分くらいで発車してくれたが、今度は遅れ挽回のためか爆走運転である。駅…