2017-01-23から1日間の記事一覧

「酔う ー 幸田 文」中公文庫“私の酒”から

おさけが大好きで、晩酌を欠かさない父親をもったせいか、私は小さいときから酔うというのと、酔っ払うというのとは違うと承知していました。酔うというのは機嫌がよくなって喜んでいることで、酔っ払うというのは愚劣な人に下落変化すること、というように…

(巻十三)踏切を一滴ぬらす金魚売(秋元不死男)

1月22日日曜日 勝手に梅小路と名付けている裏通りの一軒の白梅が開いた(写真)。 開いたと君白梅を指しにけり(潤) 朝日歌壇1月16日: 不用意の発言悔やむ会議後は足浸したし冬の潮に(長尾幹也) 爺さんとふいに呼ばれたその日から始まりました爺さんの日…