2020-07-21から1日間の記事一覧

2/4「榎[えのき]物語 - 永井荷風」岩波文庫

2/4「榎[えのき]物語 - 永井荷風」岩波文庫その辺に血にても流れをり候哉と見廻し候へども、これまたそれらしき痕[あと]も相見え申さず候。さては両人共崖に墜ち候が勿怪[もつけ]の仕合にて、手疵も負はず立去り候もの歟[か]など思ひながら、ふと足…

(巻二十六)十団子も小粒になりぬ秋の風(許六)

(巻二十六)十団子も小粒になりぬ秋の風(許六)7月20日月曜日『榎物語』を読み終えた。私ごときが感想を述べたても仕方がないので、さっさとコチコチしたものを貼り出しました。酔うほどにたぎり来るもの宥めつつ僧なれば僧の影引きて行く(大下一真)BBC:先…