昭和二十年代の半ば - 。神戸の会社を辞めて、日本ツーリストというご大層な社名の、その実は東京・秋葉原のガード下にある小さな会社で面接を受けた京大出の青年高島が、採用と決まって荷物を取りに神戸に戻ると話したところ、「ちょうどいい。臨3311…
(巻二十七)秋暑し今も句作に指を折り(松井秋尚)10月5日月曜日敢えて申せば、扇風機を片付けた。各部屋に置いてあるので4台になる。羽根と網に埃が付着する。特に台所の扇風機は油が飛ぶので埃もコビリ着いている。この埃を腰を屈めて拭き取る仕事なので…
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