2020-10-30から1日間の記事一覧

「芸者の玉代 - 野口富士男」ウェッジ文庫 作家の手 から

いま「玉代」を「ギョク代」と読める読者は幾人いるだろう。半年ほど前、早大の平岡篤頼教授に会ったら、学校で文庫の「花柳小説名作選」をテキストにして講義中だが、学生は「半玉」を「ハンタマ」と読むと言っていた。玉代も半玉も花柳界だけの特殊な用語…

(巻二十七)罪の香と罰の色なり紅薔薇(物江里人)

巻二十七)罪の香と罰の色なり紅薔薇(物江里人) 10月29日木曜日 秋晴れでありました。 秋の空高きは深き水の色(松根東洋城) 特に家事もなく、午後は本が届いていたので駅前の図書サービスカウンターまで往復を歩いた。 本日は六千六百歩で階段2回でした…