「最上川 - 斎藤茂吉」最上川は私の郷里の川だから、世の人のいふ『お國自慢』の一つとして記述することが山ほどあるやうに思ふのであるが、私は少年の頃東京に来てしまつて、物おぼえのついた以後特に文筆を弄しはじめた以後の経験が誠に尠いので、その僅…
(巻三十二)東北は上下に長し寝冷腹(松本勇二) 1月6日木曜日 小寒、寒の入り、立春まで寒中か。寒い。でも東京の場末の寒さなど東北・北海道に比べたら屁みたいなものでしょう。現にストーブもエアコンも点けずに部屋でなんとか過ごしている。重ね着もまだ…
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