(巻二十三)身の始末念頭にして霧を吹く(土屋秀夫)
8月28日水曜日
ようこさんのお誕生日だそうです。それでだと思うのですが、カバーを両肩露出のエキゾチックな写真に取り換えたようです。
いつまでもお若い気分でいらっしゃるのが若さの秘訣でしょうか?
三欲が若さの秘訣です立夏(益田清)
昨晩遅くにからこの週末に帰るとの連絡が入ったようだ。はおおはしゃぎで深夜に叩き起こされた。
6時から会議と云うことで待機致した。時間売りの身ではありますが、待ち時間をそのまま乗せるも気が引けましたので割引いてつけておきました。兎に角、生涯現役でポックリしかありません。
積み上げて取り崩さずに寒卵 (潤)
「道頓堀罷り通る(其の三) - 坂口安吾」河出文庫 安吾新日本地理 から
これからは大阪だ!と一生懸命に読んでおります。
“ ジャンジャン横丁には碁将棋会所が四五軒あって、どこも押すな押すなの大混雑である。碁将棋会所が軒なみに溢れたっているような風景も東京には完全にない。いずれも労働者たちであるが、金十円という席料の安さのせいだろう。めいめいがその好みと分に応じて生活をたのしんでいることが、ここぐらいハッキリ示されているところはない。パチンコ屋もあるし、ストリップもあるし、そして一番混雑していないのは、むしろストリップであったようだ。ここのストリップは腰部をブンマワシのようにふりまわすことのみに専念し、房事を聨想させる目的のためでしかないような卑ワイなものであったが、場内は閑散てして、労働者よりもむしろ洋服族が主としてお忍びの態でつめていた。ジャンジャン横丁の正当派はそのような実質をともなわないワイセツを好まないのだろう。ここの正当派にとっては全てが実質だ。そして小屋がけのストリップへお忍びの洋服族のところへはポンビキのオバサン連が忍びよる。 ”
実質だ!実質。