(巻二十三)聞きたくも無きこと聞え耳袋(加古宗也)

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10月20日日曜日

ミカンの鉢植えに毎朝水をやっていますが、ミカンも水を欲しがらなくなった。夏場の三分の一も吸い上げていないようだ。

部屋の中に散在している扇風機を片付けた。うち一台は二十年以上使ったので退いていただくことになった。

好きな言葉ではございませんが、“粗大ごみ”として処分するしかありませんので駅前で粗大ごみ処理券を買い求めました。

扇風機うしろ寂しき形して(伊藤広平)

駅前に行く途中、都営団地の小公園にさしかかりますと木々にもうクリスマスの電飾の取り付け作業が行われていました。

北風や電飾の鹿向き合うて(丹治美佐子)

ブックマーク

成人女性が朝日俳壇・歌壇を持ってきてくれた。そこから以下の作品を書き留めました。

日の落ちて月の花野となりにけり(杉山一川)

死ぬ死ぬと云つて死なざるむかご飯(岩熊史城)

秋風や夏より広き野球場(寺本章)

以外にも不仲の父母が晩年はひとつの墓に入るを拒まず(岡山礼子)

本

The uses of philosophy - Debts to pleasure  The Economist September 28th 2019 (Book review) 哲学的生活(書評)

エピキュリアンについて

を読みました。

足るを知り、死を受け入れる哲学なんでしょうか?
利己的な哲学なんでしょうか?
でも何となくあたしが悟りたいあたりを論じているように思えます。

《 In Catherine Wilson’s manual on “the ancient art of living well”, her guide is the Greek philosopher Epicurus, who advocated a calm life of modest pleasure. By explaining how the world was, he thought philosophy could show people how to live. Ms Wilson, an Epicurus specialist, agrees. Her intelligent and readable book lies, she says, somewhere between technical philosophy and “advice columns”.
To latter-day secularists, Epicurus’s formula for a life has obvious appeal.》

本

「雑踏の中で - 吉行淳之介ちくま文庫 吉行淳之介ベストエッセイ から

も読みました。
雑踏の中の静寂はパチンコ屋に在りだそうです。