(巻二十四)バカだなと目が言うホットウイスキー(火箱ひろ)

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11月27日水曜日

ホームの白線と黄色点字ブロックの間を歩いていたら危ないから点字ブロックの内側を歩きないと御注意を頂いた。昔は白線の後ろまで下がってくださいというのがご案内であったからリスク度の評価が厳しくなったのでしょう。それはそれでいいのですが、その論理ですと点字ブロックの上を歩く方が最もリスク度の高い処を歩くことになりますよね?

白黒をつけたがる癖桜散る(幸村睦子)

うかうかしていて新橋駅前機関車広場の古本市を見逃してしまった。
それではと、今日は新宿京王デパートで行われている古本市をのぞいてみることにいたした。
昨日、給与明細をみたら70時間以上になっていた。48時間で十分なのだから今日は午後からサボろう。契約書もフレクシブル規定だからズラかれる。

ほどほどに働くがよし山眠る(小島健)

デパートの古書市と思っていったが、デパートの中ではなく京王デパートに隣接する地下広場のようなスペースで市が開かれていた。規模はそこそこ大きい。
古書店の老店主たちがカウンターに並んでいて、お金を受け取り本を包んでいました。

買い求めたのは、

『続ものぐさ精神分析 - 岸田秀』(中公文庫)
『酒はるなつあきふゆ - 佐々木久子』(集英社文庫)
『山の随筆 - 今西錦司』(旺文社文庫)
山口瞳「男性自身」傑作選』(新潮文庫)

です。

○ケツまくる仕度調う十二月

ということで、まくることにしました。