(巻二十四)屠蘇一献妻に感謝のぎこちなく(藤野重明)

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12月12日木曜日

今日は好日で、細君と近くのショッピング・モールに出かけた。買い物といっても、買う気で行くのはヤカンだけで他には本屋さんで細君が取り寄せをお願いしておいた天文年鑑をいただき、在れば『サンタクロース少年の冒険(ライマン・フランク・ボーム)』を買うことでありました。
ではありますが、やはり目に入れば欲しくなるものもあるようで、細君はVery hungry caterpillar のデザインのトレーナーと下着(何を買ったのか分かりません)を買っておりました。
写真は顰蹙[ひんしゅく]ものですが、巣鴨の地蔵通りの下着屋さんでは還暦下着なのでしょうか真っ赤な物をかなり商っておりました。

あたしたちはファミレスや珈琲ショップで昼食は摂ることを好まず、スーパーの惣菜売場のサンドウィッチと棚に並んだ菓子パンを仕入れて帰宅し、紅茶を入れて食しました。
前回このモールに来たときは、横文字のベーカリーで旨くもないのに高いサンドウィッチや調理パンを買って失敗しましたので今日はスーパーのサンドウィッチと心に決めてのことでございました。
ちょっとした贅沢としては、香取神社の境内にある洋菓子屋に入り日持ちのする焼菓子を四つ買いました。これで仲良くクリスマスにお茶会をいたしましょう。

細君はこれでも外は疲れると申しておりまして、これで外歩きは十分だと申しております。外出好きな人でなくて誠に結構でございますよ。夫婦して文庫本とラジオで自分のファンタジーの世界を楽しんでおります。

暮し向き質素に燈火親しめり(清永弘子)

往復はバスに乗りましたが五千歩弱は歩きました。

細君がどう感じたかは分かりませんが、あたしには素晴らしい一日でした。

本

「未来を考える古典の本 - 田中優子岩波文庫 読書という体験 から

を読みました。

芭蕉七部集』 『唐詩選』 『陶淵明全集』 『北越雪譜』 『忘れられた日本人』 『コロンブス航海誌』『インディアスの破壊についての簡潔な報告』 『真の独立への道』

をご自身の学究に織り込み紹介されております。