(巻二十四)冬晴の感謝で始む祈りの語(田川飛旅子)
１２月２９日日曜日
写真は昨日歩いた千住の宿場通り商店街と、その通りにあった古い商家である。洋品店が新しいのか古いのかは分からないが婆さんが店番をしていた。
から帰省の日程が入ったようだ。
は一応喜んではいるが、帰ってきたとて愛想があるわけではなし話があるわけでもない。ブスっとした異星人が部屋に籠っているか外出しているだけの話だ。「帰ってくると言っても、あのかわいい頃のが戻ってくるわけじゃないし。」 心境はやや複雑といったところのようだ。
家を出て手を引かれたる祭かな(中村草田男)
昨日買ってきた結露防止シートを窓ガラスに貼り付けた。と、書いてしまえば簡単だが、不器用者には面倒な作業である。シートは１８０×９０で窓ガラスは８３×７２と８５×７３だから巻き尺など取り出してきて、マジックインキで墨付けしてから慎重に鋏を入れた。
概ねガラス板に合致したが、欲を言えば一枚の方は墨の外側を切ればよかった。
細君はこういうときにかわいくないのである。手先が器用でこういうことをさせたらピカ一の義弟ならどうの、あたしの父ならどうのと“ゆってはならぬ”ことを平気で口走る。夫婦としての三十五年の実績がそれをさせるのだと思うが、面白くはない。
が朝日俳壇を持ってきて“さみしい句ばかりですねえ”と言って置いていった。
その中で一番さみしい句を書き留めました。
また一人消して木枯去りゆけり(モーレンカンプふゆこ)
https://www.bbc.co.uk/programmes/w3csz1v3
How does the Sun affect my body and mind?
今週はこの番組をダウンロードしました。まだ２回しか聴いてませんので解りかねていますが、太陽と体内時計の関係なんかが語られているようです。
One paragraph essay clubにお一人様ご入会で１２名になりました。依然としてベスさんを除き他のメンバーからの投稿はありません。まあいいか。
