(巻二十五)鍋焼の屋台に細き煙出し(富永ひさし)

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(巻二十五)鍋焼の屋台に細き煙出し(富永ひさし)

 

3月29日日曜日

 

どうしても積もる積りの春の雪(塚本一夫)

 

場末では雨で始まり雪に変わった。

 

外出せず。バイト予定先から電話があったがこういう状況なので様子を見たいとお願いした。先方も当分保留とすることで了解してくれた。先のことは分からない。

長生きしたいわけではないが、人混みで感染して、細君に移すようなことは避けたい。細君はまだまだ生きていたいと言っている。

細君から移されて、お陀仏ならそれは本望ですよ。二人で居ても生きていたくないのだから、もし一人で残されたらあたしゃ生きて行けません。

 

風邪うつしうつされわれら聖家族(伊藤白潮)

 

今日の朝日俳壇から、

 

世の中の人は全てが飛花落花(二宮正博)

 

を書き留めた。

 

俳句時評に、

 

冬晴やソース含めるメンチカツ(藤田哲史)

 

があり、メンチカツが食いたくなった。来週はどこかのコンビニのベンチでメンチカツで缶酎ハイと致そう。外なら大丈夫かな?一人だし。

 

アジフライにじゃぶとソースや麦の秋(辻桃子)

 

食べたい物とかしたい事が見付からないなかで、久しぶりの“したい”は、めでたいことであります。