(巻二十五)伸びるだけ伸びる寿命へ納税期(有馬ひろこ)

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(巻二十五)伸びるだけ伸びる寿命へ納税期(有馬ひろこ)

4月16日木曜日

細君は朝一で生協へ出かけた。生協は毎日をポイント二倍デーにして客の集中を分散するそうだ。食品スーパーの一人勝ちだなあ~。いや、ドラッグストアーとコンビニもいいだろう。

しかし、これは悪いことではない。売る物あるうちしか売れないのだ。いつまで売る物があるか?それが問題だ。

春めいて野菜売り場にふえてゆく

つぼみのものとつぼみもつもの(阿部芳美)

雨が落ちてこないうちにと早めに散歩に出かけた。昨日は東に足を運んだので今日は西に歩いてみた。巨大なパチンコ屋の前を通ったが休業でひっそりとしていた。

西の目的地は交通公園だ。公園には入れるが貸出しの乗り物は休業で人も疎らであった。

園内を一回りしたが時間を潰せない。子供や家族連れもいない。スーパーや商店街の方が遊び場として時間を潰せるということだ。あたしはどんな路地でもいいからとにかく歩き回ることにしよう。路地には発見がある。

公園の写真です。五千二百歩。

(読書)

「大根卸し - 團伊玖磨朝日文庫 重ねてパイプのけむり から

《大根卸しの上に、生卵を割って落とし、醤油を少し許[ばか]り滴[したた]らせ、掻き廻して食う。実に美味くて美味くて、どうにも成らぬ。炊きたての熱い御飯の上にそれをかけて、これを又掻き廻して食う。それが又美味くて美味くてどうにも成らぬ。困った事と言わねばならぬ。》

を読みました。

間食をしなくなり、晩酌は出来なくなり、結果ご飯をとても美味しくいただけるのであります。

ぬく飯に落して円か寒玉子(高浜虚子)