(巻二十五)秋風や人にはうしろ姿あり(日高律子)

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(巻二十五)秋風や人にはうしろ姿あり(日高律子)

5月1日金曜日

細君は朝一で生協へ買い出しに行ってついでに菖蒲を買ってきた。節句にするのが決まりなのでしょうが、萎れる前にとのことで今晩のお風呂が菖蒲湯になりました。柚湯の句は在庫に多いのですが、菖蒲湯は毎年この句になります。

さうぶ湯やさうぶ寄りくる乳のあたり(加舎白雄)

(散歩と買い物)

先ずコンビニで珈琲をいたし、それから近場を一回りし、お寺の掲示板のお言葉を一撮いたしました。

置き場所に困る五月の心かな(清弘真紀子)

本日は三千歩。

(その他)

家事-洗濯。

細君とのいざこざ-なし。

他人との会話-なし。

小遣い-珈琲と袋菓子で430円。4月下期は3860円使いました。一日あたり257円です。酒とタバコを止めて床屋にも都内にも行かずに籠っているとこれくらいです。

笑えたこと-なし。

旨かったもの-昼食に出たプチトマト。

BBC-6分間英会話。30分番組を聴くだけの集中力はもうないなあ。

納得したこと-お寺の掲示板のお言葉。

羨ましく思ったこと-新聞に八十七歳の老人の投書が出ていて「コロナだろうが何だろうがいつでも死ねるよ」と云うようなことが書いてありました。そのような心持ちで日々を過ごしているのが羨ましい。

知りたいこと-本当の数字。または説明。

(テレビの患者体験談)

意識不明になるまでは息ができなくて苦しいらしい。意識があるから死の恐怖を意識すると言っていた。

意識不明になったら苦痛はないようだ。

あたしの麻酔で死にそこなったときの状況に似ている。

願い事-安らかな終焉。