(巻二十五)栗食むや若く哀しき背を曲げて(石田波郷)

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(巻二十五)栗食むや若く哀しき背を曲げて(石田波郷)

5月9日土曜日

早めの昼食を頂きながらNHKラジオで句会を聴きました。本日の俳人は村上鞆彦氏で「薔薇」がお題でした。

御担当の俳人にはここのところ若手・中堅が起用されています。若い方からの投稿も多いようで句会盛況の様子でした。

村上先生の講評でヒゲには髭、鬚、の別がありアゴのヒゲには鬚の字が用いられることを教わりました。

クローバーに置く制服の上着かな(村上鞆彦)

詐欺かな?

「ドアがピンポンと鳴りました。誰が来たのでしょう?」

「タッキュウ便です。」

という駄洒落クイズがあったが、

“配達に行ったが不在でしたので連絡ください。”という趣のショートメールが打ち込まれてきた。

不在にはしておらず、ベルは鳴らず、連絡メモも残されておらず、連絡先も判然としないアドレスなので“これがそれかな?”と、

無視しております。今のところ再送信はありません。

留守番の真昼を語る金魚かな(福本弘明)

各々方、ご油断めさるな。

散歩と買い物

確かに薔薇が盛のようです。新道での一撮です。薄いピンクの薔薇とかまさに色々あるようですが、薔薇は真紅がよろしい。

盗めよと盗んでみよと薔薇真紅(神野志季三江)

クローバーと云えば四つ葉バターの無塩が欠品になっていた。今日は在りましたので二つ買いました。

本日四千二百歩。

願い事-そのときは延命より安楽を優先してください。