(巻二十五)死ぬことを約して生まれ花あかり(鎌田俊)

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(巻二十五)死ぬことを約して生まれ花あかり(鎌田俊)

5月25日月曜日

細君は朝一で生協に出かけた。必要な品物は買えたが、バターに品薄感があったとのこと。

防災用簡易トイレの消臭剤を探したらしいがよいのがないらしい。ゴミ箱の消臭剤程度のもので臭いは消えないだろうなあ。出す方の問題は根が深い。

逃げ水や昨夜[きぞ]も厠をさがす夢(久野茂樹)

散歩

土日は避けている駅前に行ってみた。

午後の一時ころであったが、みずほ銀行のATMには店の外まで列が出来ていてフェース・シールドを被った行員が交通整理をしていた。いつも25日はそうなのだろうか?

北口の古本屋を覗いた。永井龍男の随筆文庫が五百円で三好達治の随筆文庫が三百円で鴨長明方丈記文庫が百五十円であった。永井龍男に迷ったが、思い出ばなし、昔ばなしの随筆なのでやめた。

図書館はもうすぐ再開するだろう?

街角の風を売るなり風車(三好達治)

写真は、曳舟川通りにあるスナック三軒長屋。貼り紙よれば自粛中のようであるが、団体の予約はやるようなことも書いてある。スナックは接客とカラオケと酒だから再開のハードルが高いと聞く。

持ち歌は一つで通すちちろ虫(安藤しげる)

帰り道、コンビニでコロッケと缶酎ハイを堪能した。いくら遣ったかではない。人生はいくら自分が悦んだかだ。235円だけどね。

本日四千七百歩

顔本

“「死」を考える会”という公開グループがあります。直面している方々の思いを拝読しております。心の準備のために勉強させていただいています。

願い事-叶えてください。