(巻二十六)永久歯とは名ばかりや山笑ふ(安居正浩)

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(巻二十六)永久歯とは名ばかりや山笑ふ(安居正浩)

7月14日火曜日

梅雨や熱中症注意ということで散歩の歩数が減っていたようだ。

昨日、久しぶりに五千歩を歩いたら疲れて快眠いたした。快眠はよいのだが、五千歩で疲れていては宜しからず。長生きをしたいわけではないが、もっと歩こう、もっと家事を手伝おう。

歩かねば芭蕉になれず木下闇(吉田未灰)

今日も散歩と買い物に出かけたが、買い物で判断を迫られた。

品目は豚もも肉の薄切りである。細君の注文は米[こめ]豚の160グラムパック二個で、これが無ければ国産豚の100グラムパック三個という二段構えであった。

何れの場合も明後日までの賞味期限があるものとの条件がついている。

米[こめ]豚も国産豚だが、米を食わせているらしい。普通の国産豚よりは高い。アメリカ産の豚ではない。

ここの生協はあまり品揃えがよくないのでこのような二段構えの注文はよくあるのだ。

肉の棚の前に立つと、米[こめ]豚の160グラムが1パックと国産豚の100グラムが2パックしか無いのである。いずれも明後日までの期限だ。

このコンビネーションだと重さでは上限を40グラム超えるが価格は範囲内に収まりそうだ。

細君に電話をしてみたが、出ない。

指示通りに買わないとうるさいことを云うタイプだから気を遣う。

ほかの買い物をして細君からの電話を待つという手もあるが、電話があるかどうか分からない。取りあえず篭に入れてダメの電話があったら戻してしまうというのも有りだが、昨今の状況からみれば宜しくない。

棚に残したままほかの品物の売り場に移動すれば、誰かがそのうちの一つにしろ買ってしまう可能性を否定できない。

今日の夕食の材料ということであれば買う一手だが、今晩はすでに用意の牛肉小間切れを使って肉豆腐を私が作ることになっている。

To buy or not to buy, that's a question.

散歩は曳舟川沿いから蓮光寺門前→中学正門→新道横断→亀有二丁目教会→亀有二丁目桜通り→リハビリ病院→生協のコースを取った。お寺と教会のコースなのでR(religion)コースと致そう。

本日三千七百歩、階段二回でした。雨が降っていたのでこの程度で止むを得まい。

願い事-歩けているうちにスパッと叶えてください。

結論:買いました。文句は言われませんでした。