(巻二十七)油揚げ一枚だけであとは秘儀(木村聡雄)

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(巻二十七)油揚げ一枚だけであとは秘儀(木村聡雄)

9月22日火曜日

本日午前は晴天でありました。空気も乾いているので箪笥から式服ほかを出して風を通し黴の点検などいたした。

散歩:

家事多忙につき散歩は午後となった。
高小校と歩き生協で買い物。

本日は五千百歩で階段3回でした。歩数が増えたのは午前中に洗濯屋さんへ一往復したため。

俳句:

昨日、百均で手帳を仕入れたが、この手帳に我が駄句を書き残そうと企てた。

官を辞し大黒様に初詣

と、平成二十六年正月あたりから捻り始めた。
捻った句は携帯のなかに残し、文字に書いて紙に残すことはしていなかった。
文字にしてみると“ひどい”とあらためて赤面の行ったり来たりである。
それでも、それぞれの年ごとに十五、六の句を選び手帳に転記した。
今年は後半に入り駄句を量産しているが、今年の作はすぐには捨てず一年くらい携帯の中で寝かせてから捨てようかと考えている。

秋の暮僅かを残す多作多捨(駄楽)

BBC
 
https://www.bbc.co.uk/programmes/w3cszv66
 
CrowdScience
 
Why do we like spicy food?
Join the CrowdScience dinner party as we tackle listeners’ questions about chilli, stew and cheese 

家庭科は理系科目だそうだ。お茶女や奈良女や本[ぽん]女の家政科は殆ど化学だと聞いている。
今日の大衆科学は料理の化学のような内容で三つの題材が“スモルガスボード”に並べられた。
一番目の皿はチリの辛味の話でありました。
0300あたりで、scientific measure of chili heat とか Scovile Heat Unit (SHU)なる規格があることを知りました。
0600あたりで、哺乳類には辛味のreceptorがあるが鳥類にはない。鳥類が啄み種をばら蒔いてくれるというsymbioticな関係を作ったと言っている。要は人間以外の哺乳類はチリを食べないということらしい。
チリは腐敗防止効果があるらしい。
また、1020あたりから男と女では辛味の賞味の感覚、ドーパミンなどの分泌に違いがあると言っていた。

藪蔭や蔦もからまぬ唐辛子(萩原朔太郎)

1300あたりからの二番目の皿はシチューは二日目の煮返しの方がなぜ一日目より旨いのかを化学的に解明しようとしていた。
二日目の鍋の方が旨いと云うのは共通認識のようだ。
1350あたりで質問者が自身のことをchemist by traininと言っていた。化学の教育を受けた、化学を勉強したということらしいが、このby trainingという表現は知らなかった。
大学の先生が二人登場して回答に努めたが、化学的な説明は今のところできないようだ。
2105 We can’t give listener Helen a rock solid answer because no one has done the perfect experiments.
番組ではflavorが専ら用いられているがtasteとどこがちがうのかなあ?知ってる方がいらっしゃったら教えてください。

煮大根煮かへす孤独地獄なれ(久保田万太郎)

2300あたりからの三番目の皿はなぜチーズは多種多様で味や食感が違うのかということを化学していた。
三番目は難しくてまだよくわかっていない。
聴き返し聴き返して少しでも分かろう。分かっても何の役にも立たないが。

青カビのチーズの固き余寒かな(徳原伸吉)

願い事-叶えてください。