(巻二十七)ゆく夏の腰の辺りに塗薬(鳴戸奈菜)

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(巻二十七)ゆく夏の腰の辺りに塗薬(鳴戸奈菜)

9月28日月曜日

細君は金策に出掛けた。殆んどすべてのことを仕切っているので私が先に逝く想定しか考えられない。

夫婦して先に逝く気の夕涼み(小原紫光

という句があるが、幸いなことに細君は先に逝く気はないようだ。

散歩:

そういうわけで夕食の弁当を買いに出かけたが、腹が空いていない時に弁当を買いに行くものではない。しばらく歩き廻って腹をこなして再度入店してサケ弁(400円くらい)を買った。
カツ重弁当、中華丼弁当、炊き込みなどがいろいろあるが白飯の弁当はサケ弁だけのようだった。白飯は白飯だけのパックで売っているが、これに惣菜を買ってというのも面倒で高くつくしボリュームが多すぎる。

本日は四千歩で階段は二回でした。

細君は帰りに京樽の弁当を買って帰ってきた。
サケ弁と昨日の残りの手羽・大根で夕食と致した。薄~く切ってあるサケを旨いと思った。
向かい合わせて弁当をつつき、食後はベランダに出て木星土星・月を愛でた。

BBC
 
https://www.bbc.co.uk/programmes/w3cszv67
 
CrowdScience
 
Why am I embarrassed to be naked?
We all have naked bodies – so why are we so embarrassed to show them? 

先週の番組もコロナに関係したテーマが多く、それを外せばこれしかない。

「なぜ裸になると恥ずかしいのか」を科学しているそうだ。
裸を見られて恥ずかしいと思うのは生まれつきのものなのか、生まれてから教え込まれたものなのかという問いからはじまった。問いは理解できたが、答は良く解らなかった。

先ず、人類と着衣についての文化人類学者さんからご説明。次いで赤ん坊から成長して自己と他者の認識時点についての説明。

締めに、人類とその他の生物との社会的行動の違いついての解説があった。
その学者は集団生活の中の一夫一婦という人間の特殊な社会構成によると言っている。そのため、人間社会ではセックスは非公然とするものであり、裸を見せるのはその導入部分のため、公然と裸になってはいないということになると解説していた。

夫の恋見て見ぬふりの破れ傘(佐藤文子)

ヌーディストのグループの取材が織り込まれていて、見られても恥ずかしくないというコメントと理由が紹介されている。
これに対し、別の学者はヌーディストの裸になれば、貧富などの不平等がなくなるという考え方に批判的なコメントをしている。

英語力が不十分で良く理解できない。繰返し聴いているうちに少しずつ浮き上がってくる。続けよう。

老人になつてしまひし裸かな(中村栄一)

願い事-叶えてください。

秋茄子やあとは上手に果つるのみ(阿知波裕子)

“上手に”のうちにはタイミングが入るのだろう。