(巻二十七)福達磨値切り倒して大手締(定方英作)

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(巻二十七)福達磨値切り倒して大手締(定方英作)

10月3日土曜日

半年ぶりに電車に乗った!

電車に乗って新柏の歯医者に参った。歯科はやはり馴染みのところがよい。

新柏の駅を降りて駅前に立派な樹があったことを思い出した。もしや、アレはクスノキでは。と思い駅前ロータリーの中ノ島に聳える樹に向かった。

クスノキ”と標札が掛けてある。ロータリーの外周に戻り樹を拝みつつ一回りし、これがクスノキかと感服いたした。

写真のとおり、立派に奉られている。

ロータリーの中に石板があったのでクスノキの縁起かと読んだが、地域再開発の自画自賛が刻してあった。クスノキが大切にされているので由といたそう。

駅前に街の未来図春を待つ(冨田初代)

歯科は皆さん相変わらずで、よろしうございました。美形の歯科衛生士さんたちも10年以上の永年勤続で、定着率がよいと云うのは働き易いと云うことなのでしょう。

この歯科の良いところは治療を長引かせないとところです。ダラダラと治療するのであればここまでは通えない。今日も有無を言わさず一本取られた。(説明して頂いて、同意のうえです。勿論。)

本日は五千七百歩で階段は2回でした。往復バスを利用してしまった。

読書:

SMの流れで、団鬼六氏の回顧談を読んでいる。その中で団鬼六渥美清氏との間に親交があったことが記されていて、渥美清さんの寅さん役についての分別が語られていた。

「幽霊の正体 - 団鬼六講談社 快楽王団鬼六 から

《 「正直いって、僕だって寅さん映画が売れるから次から次に出演しているんです。そんな役者でいいのかと自分で疑問を持った事は何度もあります。自分の可能性を自分が狭[せば]めているんじゃないかと思いました。しかし、役者とは大衆に支持されるものなら、どんどん出演すべきだと思います。大衆に悦ばれ、支持されるものに出演するという事、これは役者冥利に尽きるものです」

目黒のお化け屋敷で渥美さんに、自分が好む、好まないにかかわらず、お客が悦んでくれる限り、SMものをどんどん書け、と意見された言葉は、今でもはっきりと耳の底に残っている。 》

はえたたき握つた馬鹿のひとりごと(渥美清)

願い事-叶えてください。歯医者のダラダラも嫌だが、死に際のダラダラはもっと嫌でござる。