(巻二十七)寒夜この人とこうしてここに居て(杉浦圭祐)

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(巻二十七)寒夜この人とこうしてここに居て(杉浦圭祐)

10月9日金曜日

去年の19号のようなことはなさそうだが、台風が接近している。

明日は買い物には出られまいと細君は傘をさして生協へ出かけた。

細君が戻り、買い残した牛乳とか液体調味料とか料理ワインなどどちらかと言えば重い物を買いに出かけた。今のところ生協の棚に売り切れなどの緊迫感は見られなかった。

私に買う物はジャガイモ、タマネギ、ニンジン、キュウリ、ピーマンといった保存の効く野菜と銘柄と量さえ間違えなければ買えるものである。魚や肉などの生鮮食材はその日の売り物で即決らしい。そして買う食材でその日のオカズが決まるのだから私に任せられる訳がない。

今日は三百五十円でサンマが出ていたそうだが、捌いてくれる店員が居らず断念したとのことだ。

金木犀が雨に打たれて花を落としていた。

本日は二千五百歩で2回でした。

夕方、区役所から

《台風14号の影響により、10日(土)午前1時頃から11日(日)午前11時頃にかけて、強い風が、10日(土)午後6時頃から11日(日)午前0時頃にかけて、大雨に見舞われることが予想されますので、ご注意ください。》

との注意喚起メールを頂いた。

朝日歌壇の御常連、岡田独甫氏が五月に逝去されていたことが報じられていた。癌との共生は十余年に渡ったのではのでないか。

記事で見し先進医療受けとす転移していて無理だと言わる

身の内に悪しき細胞宿す吾がそれに負けたる死者を葬儀す

癌の患部にもよるらしいが、癌は必ずしも死病ではないようだ。癌の告知は当然のことになり、余命の告知もありありらしい。

今年の夏に、癌かもしれないからCTを撮ってらっしゃいと軽く云われたが、そんなもんかと改めて知った。(癌ではなかった。)

何の病気でもいいが、苦痛がなく、最後まで便所に行ける病で、短期で済むのに当たりたい。宝くじよりそちらに当たりたい。

美食より快便うれし老の秋(佐藤其土)

願い事-上記のとおりです。叶えてください。