(巻二十七)水着選ぶいつしか彼の眼となって(黛まどか)

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(巻二十七)水着選ぶいつしか彼の眼となって(黛まどか)

10月15日木曜日

細君の朝の一言は「吉田拓郎の『今日まで生きてきました』が昨日、今日と(ラジオで)よくかかっているけど、この歳になって聞くとジ~ンと来るわね。」でありました。同感であります。

故あって、泉岳寺境内を散策いたした。雨の落ちているようないないような空模様が却って落ち着きを与えていた。

今日も春恥ずかしからぬ寝武士かな(宮森正因)

更に脚を伸ばして東禅寺の門前を洞坂へと抜けた。

こちらはちょっと三門を潜ってお庭を拝見という雰囲気には非ず。

むずかしき禅門出れば葛の花(高浜虚子)

何だかんだとよく歩き、

本日は

一万一千歩でした。

願い事-叶えて下さい。いずれ今日まで生きてきましたということになりますが、穏やかにその日となりますように。

秋高くおだやかな死を給ふなり(浦川聡子)