(巻二十七)降る雪の白髪までに大君に仕へまつれば貴くもあるか(橘諸兄)

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(巻二十七)降る雪の白髪までに大君に仕へまつれば貴くもあるか(橘諸兄)

12月4日金曜日

朝晩の血圧測定を9月15日に始めてから3ヶ月弱のところで電池が切れた。今朝、測っていたら腕に巻いている帯の空気圧が上がらなくなり電池がフラットになっている表示が出た。

しかし、この測定器は大した物だと思う。単4電池の直列4本で腕に巻ける帯に強い圧力を与える空気を送り込んでいる。どんなポンプが組み込まれているのだろうか?

血圧測定器が分からなければ、血圧もよく分からない。血圧と云う奴は自律系だから如意にならない。上が104で下が80が出たり上が140で下が75が出たりする。まさに一喜一憂するものではないのだろう。

電池を入れ換えて測り直したら132の86とややいつもより高めに出た。昔「血圧があがる~!」と云うギャグを聞いたことがあるが、そんなものなのだろう。

測るたびちがふ血圧小鳥来る(都丸美陽子)

散歩:

図書館から貸出し可能との連絡を頂いたので駅前の図書サービス・カウンターへと出かけた。まだ借りている 『日本の名随筆23 天野祐吉編 広告』は着手したばかりなので慌てて借りに行く必要はないのだが土日の雑踏は避けた方がよかろうと今日のうちにした。

好天のせいもあり金曜日の午後も人出は多い。年末の雰囲気になってきた。

本日は五千七百歩で階段は2回でした。

借りたのは:

『浮気人類進化論(きびしい社会といいかげんな社会)-竹内久美子

『不良妻権-土屋賢二

法学教室10月号』

である。

初めの2冊は題名が穏当ではないので細君の目に留まらないよう隠匿する必要がある。

法学教室』の演習〈刑法-名古屋大学齊藤彰子教授〉が取り上げている設問はまさに関税法109条1項違反に係る事件で、それもコントロールド・デリバリーに関する未遂・既遂の問題のようである。理解できるか覚束ないが、先ずはこれに取り組んでみたい。

抜け道の柵守りたる蛇莓(友井正明)

演習は以下の設問から始まるが、“輸入禁制品”という用語は学問の世界ではまだ生きているようだ。21条だ!と懐かしさを勝手に覚えた。

《設問

1 甲は、輸入禁制品である大麻(関税109条1項・69条の11第1項1号)を密輸入しようと企て、フィリピン共和国マニラ市内から、大麻約5kgを隠匿した航空貨物(以下「本件貨物」という)を自己が経営する東京都内の居酒屋宛てに発送した。》

願い事-叶えてください。あまり引きずりたくございませんです。