(巻二十七)妻看ると職退きし友銀河濃し(間浩太)

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(巻二十七)妻看ると職退きし友銀河濃し(間浩太)

12月14日月曜日

*今のところ元気にしてくれています。感謝です。

晴天、やや冷たい風のやや強し。そんな中を年末年始の血圧のお薬を頂きに駅前クリニックへ出かけた。9時過ぎに入ったがそれほどは混雑していなかった。受付での検温は35度6分で無事通過した。待合室には年寄りばかりだ。私もその一人だな。

空いていたので9時30分ころ呼び込まれて診察いただく。先生の測定も134-86と何とか許容範囲内でございまして、「いいね、順調だね」とのお見立てでございました。「こう言うご時世だから薬は40日分出しておきましょう」と云うことになった。こう云うご時世がどうなるのやら?

薬局は6人待ちで、こちらも速やかに終わる。

街角のスピーカーからお囃子の流れる中を銀行に行き越年資金三万円を下ろした。例年であれば「東アの船」の忘年会があり、締めのゴールデン街を入れれば二万円は散財するところであるが、今年は懐が痛まない。痛まないが淋しくもある。

このくれも又くり返し同じこと(杉山杉風)

と、この船の忘年会の後には毎年この句を挟んできましたが、同じことを繰り返せることは幸せなことだったのですね。

本日は五千四百歩で階段は2回でした。

BBC

CrowdScience

https://www.bbc.co.uk/programmes/w3cszv6r

BBC World Service - CrowdScience, Will our spacecraft ever reach the stars?

Even the closest stars are trillions of kilometres away through interstellar space. CrowdScience listener Allan wants to know if and how our spacecraft could ever bridge that gap.

大衆科学に相応しい宇宙の旅の話でございました。製作費の問題なの取材不可能のためなのか、真ん中の旅行中の冬眠の話は以前に放送した冬眠の話の摘まみ食いでしたが、まあいいでしょう。終盤の物理学の話は理解を諦めました。

昔の話(少なくとも2世紀以上昔)か超未来の話がよろしい。現実と近未来は真っ暗で聞きたくないなあ。

部屋という宇宙に棲む子秋の夜を

UFOに乗って飯食いに来る(長尾幹也)

明日、相談事があり出向くが、先方に資料がないのである。お役所のホームページから資料のプリントアウトをしたいが可能か伺ったところ、印刷しておいて呉れた。六法など、もう要らないと思い夏に処分してしまったが、何があるか分からないものだ。

廃品に聖書も括る冬の靄(池田康)

顔本:

ドハイの銀行屋と云う怪しい奴からオファーがあり、冷やかしてみたらさっそく巨万噺が振り込まれた。相変わらずの世の中ですねえ。

この話はじめてすると生身魂(成光茂)

願い事-叶えてください。宇宙の果てでも十万億土でも構いません。

夕焼けて西の十万億土透く(山口誓子)