(巻ニ十八)ちようしたの鰯の缶詰独酌す(高澤良一)

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(巻ニ十八)ちようしたの鰯の缶詰独酌す(高澤良一)

2月17日水曜日

家事:

ミカンの鉢植えに毎朝水を遣っている。よく見ればもう新芽がたくさんできている。その水を遣る如雨露の首の付け根あたりが水漏れする。床に水滴のあとがポツリポツリとついていた。可愛い如雨露だが実用的ではなかった。

実用的な細君は今日も小綺麗になるために美容院へと出かけて行った。カットもするが、白髪染めも目的のようである。何はともあれ、共に白髪は生えるまで一緒に来た。

散歩:

午後には風花が舞うとの予報が出ていたので1時に散歩に出た。コンビニで珈琲を喫し、修徳の前を歩き戻る。野良猫を二匹見かけたが、立派に肥っている。

その辺を一廻りしてただ寒し(高浜虚子)

本日は三千三百歩で階段は1回でした。

厨事:

鶏ももの角切り(250g)を醤油(大さじ2杯)、みりん(大さじ2杯)、酒(大さじ2杯)、砂糖(大さじ2分の1杯)に水(大さじ3杯)を足したタレで煮たものを猫の手として手伝った。添える野菜はピーマンであります。

鶏肉は初めに焼いて(片面2分)、油をふきとってからタレを入れて煮ました(8分)。フライパン一つの料理です。

願い事-叶えてください。風花のように消してください。

風花の古疵に触れ消えにけり(大野宥之介)