(巻三十)主義主張異つてよき花見かな(宇多喜代子)

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(巻三十)主義主張異つてよき花見かな(宇多喜代子)

7月15日木曜日

眼が治り、辺りが見えるようになると出歩きたくなるようだ。隣町の銀行のATMで記帳するだけなのだがついて来いと云うのでお供した。

9時過ぎの上り電車はかなり混んでいたが下りで行く隣町の町外れにある第3地銀の支店に客はいなかった。支店は小川沿いにある。川沿いのブラブラ歩きは桜の時季がいいが緑が濃いこの時季もなかなかよろしい。橋の袂にある松先稲荷に詣でた。お稲荷さんにポックリとそれまでの質素で平穏な暮らしをお願いした。お稲荷さんには賽銭箱が置いてない。脇にある小さな祠は弁財天らしくこちらには賽銭箱があったので十一円献納いたし、同じお願いをした。これで今ポックリ逝ければ大正解なのだが、さてこの先の丁と半である。

駅にもどり、アトレの崎陽軒で私は横浜炒飯弁当、細君は夏弁当というのを買い、加えて夕飯の足しにする焼売を買って二駅の旅を終った。

一駅が今日の旅なり鳥雲に(荻野美佐子)

本日は六千二百歩で階段は2回でした。

高齢者の保護が目的らしいが、口座から預金を下ろす額が二十万円までと制限がかけられてくるらしい。時々下ろしてまた預けるという手間をかけておかないとそういうことになるらしい。まあ、細君に任せておけばいい話だが。

願い事-叶えてください。静かに消えたい。