(巻三十)どん底の暮しのときの雑煮椀(河崎初夫)

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(巻三十)どん底の暮しのときの雑煮椀(河崎初夫)

8月19日木曜日

6時に起こされて虹を見た。星が出た、月が出た、と声をかけてくれるのは嬉しい。

歎きいて虹濃き刻を逸したり(橋本多佳子)

細君は美容院へ出かけた。パーマはしないようでカットだけだ。主眼は白髪染めにあるらしい。伸びた分だけ根本の方から白髪になるわけで、そこのところを気にしている。気にしているのは本人だけで帽子でも被っていればどうと言うことはなかろうが、「二度塗りしてくれるのよ」と喜んでいる。

真つすぐに生きる途中の茶髪かな(愛甲敬子)

昼飯は赤飯とチキンラーメンの備蓄食でした。ラーメンが備蓄切れとなる。

夕方の散歩。図書館前、連光寺から二丁目の教会を経て生協のコースを歩いた。本日は三千三百歩で階段は2回でした。

誘われて、夕飯のあと窓から朧月を愛でた。

願い事-叶えてください。どん底が来る前に。

永らへてみても良し悪し寝酒かな(未詳)

OB会から大変お世話になったT先輩の訃報がもたらされた。闘病3年だろうか。