(巻三十)短日や釣師迷はず竿しまふ(秋野三歩)

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(巻三十)短日や釣師迷はず竿しまふ(秋野三歩)

9月7日火曜日

細君が内科に出かけたので、静かに大佛次郎の随筆『高瀬川』をコチコチしながら午前を過ごす。大佛次郎随筆全集には洋行の話と猫の話と歴史上の人物の話が多い。私の興味の外であるよ。

昨晩の天気予報では自信たっぷりに日照たっぷりの洗濯日和だと言っていたので洗濯物をベランダに出した。午前は曇り空だ。

細君が11時前に牛肉を買って帰宅した。680円か1000円の二種類しかなく、安い方にしたそうだ。牛肉は明日食べるのだ。私の誕生日祝いだそうで恐縮である。

曼珠沙華メメント・モリや誕生日(拙句)

今日の昼飯は備蓄の赤飯と赤いきつね。夕飯は昨日の残りの肉豆腐と納豆に竹輪で乗り切る。

午後の散歩は小中高校コースを歩いた。下校の子がいる。給食は前を向いて黙々と食べているのだろうが、下校の道は賑やかだ。本日は三千五百歩で階段は2回でした。

願い事-そっと叶えてください。

死ぬときは箸置くように草の花(小川軽舟)

と逝けたらいいなあ。