(巻三十)目立たぬを身上とせり葛の花(関森勝夫)

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(巻三十)目立たぬを身上とせり葛の花(関森勝夫)

9月15日水曜日

細君は生協に行く。青いミカンが出始めたようだ。

老いの眼に僅かにたのし青蜜柑(百合山羽公)

夏の間は朝食にブドウ、デラウェアの種無しを添えてくれた。美味しいのだが、一粒一粒食べるので横着者に面倒だ。でもミカンに換わるとブドウが恋しくなるし勝手なものだ。

好き嫌い好き葡萄食ふ(杉田菜穂)

先週のBBCからはCrowd ScienceのCan we transfer electricity wirelesslyを聴いている。無線送電の話である。理論は百年以上前に確立していたそうだ。番組ではこの理論を確立したNikola Teslaについて0620~1120で解説している。あの電気自動車の名前はこの発明家に由来していたのだと知った。その後は無線送電の実用化例の紹介と展望が述べられている。英語自体は聞きやすい。技術用語や電気について知識があればというところだ。

秋空や高圧線に技士九人(富塚琢司)

午後の散歩。午後の2時に上千葉交通公園の方に散歩に出かけたが、早すぎた。コンビニでアイスモナカを買う。汗をかくほど暑いが金木犀は匂い、木の実は落ちていた(一撮)。

よろこべばしきりに落つる木の実かな(富安風生)

帰りに図書館によりお願いしていた4冊を借り、うち1冊は即返却ホストに投函した。堅焼き煎餅が噛めないように、思想や政治的主張の強い硬いものはもう読みたくない。

枝豆を口に正論聞流す(高橋悦子)

本日は四千四百歩で階段は2回でした。どうしてもしたくないことはありませんでした。ありがたいことです。お陰様で一日減りました。

願い事-時間をかけないで、一編にまとめて減らして、叶えてください。