(巻三十)ある日彼どつと老増す冬帽子(黒田杏子)

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(巻三十)ある日彼どつと老増す冬帽子(黒田杏子)

9月16日木曜日

曼珠沙華彼岸花は縁起がよくないとか云われながらも人気がある。顔本のお散歩写真グループでは花盛りだ。この彼岸花は上千葉交通公園で一撮した。

死ぬならば自裁晩夏の曼珠沙華(橋本栄治)

泌尿器科に行く。9時前に着いたが5人ほど先着がいた。石の動きを探るためにレントゲンを撮った。動きはなく早く処置した方がよいと平成立石病院を紹介された。クリニックの看護師さんが病院と連絡を取ってくれて、11時半までに来いということになった。平成立石病院では2年半前に石を砕いたので知らない病院ではない。

駅前からタクシーで1220円で10時半前に病院に到着(一撮)。紹介状、診察券、保険証を受付に提出。この病院は流行り病への対応で名を上げたが、兎に角患者が溢れている。どれだけ待つことになるやらであった。

11時からCTと採尿。その後診察となり、内視鏡手術と決まる。先生も早く手術した方がよいとの判断だが、やはり立て込んでいるようで、2週間ほど先になった。異状を感じたら直ぐに来なさいとのこと。入院に必要な検査をして入院手続きをした。保証人は細君でよいとのこと。連絡先は2ヶ所で入院保証金は15万円で入院当日現金納付、保証人の連帯責任額は80万円だそうで保証書に明記されている。これは大進歩だと思う。天井がはっきりしていれば頼みやすいし、保証人さんにその額の預託もできる。見込み治療費は3割負担で15万円とのこと。これに1日当たり1200円程度の食費。パジャマとタオルを借りると1日当たり400円くらいだ。このパジャマとタオルの貸出しも必須から選択に変わった。

病院のあと区役所に回り限度額適用認定証を頂く。

3時半に帰宅して、どうしても食べろというので軽く昼飯の残りをいただく。夕方、話が変わって、台風が来ると云うので土曜日までのものを買いに生協まで行き、マルミヤで餡パンを買い帰り道でパクつく。本日は五千七百歩で階段は2回でした。

願い事-願い事が実際に叶っちゃうかもしれないとなると本能的な死への恐れが顕れる。コワクナイ、コワクナイ。

たたずめる我と別れて秋の風(田中裕明)

理屈では、死にたくないという気持ちは薄れているし、生きていたいという気持ちは消えてきた。