(巻三十一)がつくりと暇になる日の永さかな(嵐雪)
10月18日月曜日
今日は十三夜で後の月で栗名月だが、曇ってきて見られないだろうと言いながら起こしにきた。(拝めました。)
思はざる山より出し後の月(福田甲子雄)
午後からは曇り空となり、散歩にはトレーナーの上にwind-cheaterを羽織った。二丁目の桜通りも桜落葉の盛りだ(一撮)。
本日は三千六百歩で階段は1回でした。
今日の句は「がつくり」だが、
がつくりと抜け初むる歯や秋の風(杉風)
という「がつくり」もある。“がつくり”は元禄の世から生き続けているのか!
BBCは
BBC World Service - The Food Chain, The Art of Fermentation
を聴き始めた。
発酵食品の話で、いわゆる漬物が話題の中心である。言葉として書き留めたのは、0032voracious appetite, 0036go to waste, 0156story unfold, 0558a mission in life.
である。
話し手はSandor Katzという方で学者ではないが“好きこそのものの上手なれ”で発酵食品に関して世に知られた方らしい。非常に聞き取りやすい英語を話す方だ。
湯舟に浸かり、布団を掛けた。
願い事-苦しめずに叶えてください。コワクナイ、コワクナイ。長生きはしたくない。
細君が山本文緒さんの逝去を伝えにきた。細君は一時この作家の作品を読んでいたので淋しく思うのだろう。享年58歳で癌だそうだ。OLから人気作家になり、鬱に苦しみ、結婚したり離婚したり、作家に復帰したりと慌ただしい人生だったようだ。苦しんだのだろうか。