(巻三十一)ここぢやあろ家あり梅も咲いて居る(正岡子規)

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(巻三十一)ここぢやあろ家あり梅も咲いて居る(正岡子規)

 

11月12日金曜日

 

細君は駅前医院に採血の結果(コレステロール)を訊きに行ったのだか、思いの外早く、ウフフフと楽しんでいるところに帰ってきた。帰ってくれば、洗濯だ、毛布干しだと矢鱈うるさい!

午後は散歩に出かけた。細君のご用命を受けて、アリオの本屋に『藤井旭天文年鑑2022年版-誠文堂新光社』の予約に行った。年鑑だから当然だが、暮れが近づくと毎年のことだ。視力の衰え、光公害、高層建物と星は年々遠ざかるが、マイナス等星ならまだ見える。雲は秋、星は冬だ。

さびしい方さびしい方へと秋の雲(長谷川瞳)

アリオから環七を渡り仲町商店街の亀有メンチを目指した。

2時25分ころスライドドアをソロソロと開けて、「もう呑めるんですか?」と伺う。「いいですけど、2時半がラストオーダーで3時までですよ。夕方は5時から。」とのこと。お茶がわりの一杯ですからそれで十分とカウンターに座った。BC級と云う表現は決して好きな言い方ではないが、場末のBC級グルメとしては名の通った店のようで壁にはBC級のタレントの色紙が随分と飾られていた。

メンチと云っても五、六種類は在るようで、中からカレー味を選び、亀有ボールと云うハイボール、焼酎のハイボール、つまり酎ハイを頂いた。イメージとしては電気ブランに近いような気がした。看板にもあるように、メンチを揚げて出してくれるまでに10分はかかった。その間、亀有ボールに手を出さず、待つのはなかなか辛い修行だ!

感動する旨さかと云われるとちょっと困るが、揚げたてのメンチは普通に旨い。メンチは亀有ボールにとてもよく合う。ホッピーだと中をお代わりするので飲み過ぎになるが、亀有ボール一杯ならまだまだ家に戻ってからもお勉強ができる。これで610円だから誠にありがたい!

冬晴やソース含めれメンチカツ(藤田哲史)

顔本の俳句グループに「紅顔の少年秋刀魚ほろ苦し」を写真とともに送り込んだ。LinkedInの方にも記事を送り込んだ。何だかんだ云って、すっかりSNSの虜である。

願い事-生死直結で叶えてください。コワクナイ、コワクナイ。