(巻三十一)余りにも一所懸命みずずまし(橋本栄治)

f:id:nprtheeconomistworld:20211225073628j:plain

f:id:nprtheeconomistworld:20211225073631j:plain

(巻三十一)余りにも一所懸命みずずまし(橋本栄治)

12月24日金曜日

コールスローサラダとサーモンチャウダーと鶏を焼いたものが我が家のクリスマス・イブ・ディナーの定番で、午前中にサラダとチャウダーを手伝った。チャウダーなどのレシピは三人前で残っていて、三人前で作っている。老二人には作りすぎになりそうだ。

午後は歯医者に行く。バス停に差し掛かったところへバスが来てしまい、誘惑に負けた。串二本分だ。

歯医者を終わり駅前に出て、辺りを見回すがクリスマス・イブらしい風景は駅前交番だけかな。あとはファミマがケーキと鶏の店頭販売で売り声を上げていたのと、コージーコーナーに多少人が集っていたことくらいだ。

一力で呑もうと思っていたが、歯医者が早く終わってしまい開店前だ。モツ吟で呑んで、歩いて帰り途中で図書館により予約本を受け取った。

借りたうちの一冊は「斎藤茂吉全集第六巻(随筆二)」である。高島俊男氏の茂吉紹介を読んで読みたくなり借りたのだ。奥付けでは昭和四十九年五月十三日發行となっている。別に傷んでいるわけでもなく、それはよいのだが、漢字が旧漢字ばかりなので困った。発は發だし点は點である。『巌流島』など読みたいが、音さえ察しのつかない字があり難解至極だ。せめて、読もうと借りた『三筋町界隈』だけでも★を付けながら読んでみるか。

夕食にクリスマス・イブ・ディナーをいただく。チャウダー旨し。

願い事-生死直結で叶えてください。コワクナイ、コワクナイ。

ひた走るわが道暗ししんしんと

堪へかねたるわが道くらし(斎藤茂吉)