(巻三十二)素袷やそのうちわかる人の味(加藤郁乎)

f:id:nprtheeconomistworld:20220103073705j:plain

f:id:nprtheeconomistworld:20220103073708j:plain

f:id:nprtheeconomistworld:20220103073712j:plain

(巻三十二)素袷やそのうちわかる人の味(加藤郁乎)

1月2日日曜日

健やかに安眠いたし、記憶に残るような夢は見ずに目覚めた。よかった、よかった。

初夢や金も拾わず死にもせず(漱石)

よい夢も悪い夢も要らない。「何事もないのに越したことはない。」というところまでに枯れてきたわけだ。

枯れどきが来て男枯る爪先まで(能村登四郎)

今日から巻三十二になりました。巻三十一は後ほど一挙掲載いたします。

午前は掃き掃除と洗濯をいたす。昨日は風が強く、今日は曇りで毛布が干せない。陽の温もりが残る毛布にすべり込むの嬉しいものだが、暫くは味わえないかも?

昼飯はきな粉餅とおせち。

午後散歩。風がなく寒さも少し和らいだと感じる。月初めでもあるので、蓮光寺さまに初詣いたす。御先祖さまの墓参りに訪れている家族が見受けられる。ご立派!

掲示板は一撮の通り。蓮光寺から曳舟川を遡って線路下まで歩き、Beansの中を通って北口へ抜けた。Beansの魚屋、八百屋など通常営業。和幸、上海灘、他のお弁当屋さんもやっていた。今日は日曜日でモツ吟が1時ころから店を開けている筈なので覗いてみた。やっていてそこそこ客が入っていた。

駅前の人出はそれほどてもないが、顔本によれば香取神社に参拝者が多く、列はアリオまで伸びているとか。

今日は新道を通って帰宅したが、途中のアパートの前にはゴミが出してあり、それをカラスが突っついて汚ならしく散らばしていたが、カラスが悪いとも云えまい。

夕食は牛肉を焼いたものを大根おろしで頂いた。

願い事-生死直結で叶えてください。コワクナイ、コワクナイ。

新しき日記に先ずは記しておく

延命措置はしないでください(大見宜子)

耳学問

BBCのCrowdScience12月31日の放送は以下の番組で

https://www.bbc.co.uk/programmes/w3ct1prk

“How do you like your egg in the morning”というタイトルだ。鶏の卵についての質問をまとめて取り扱っている(おまけにカッコーの卵の寄生的な産み付けのことが最後の方で扱われている)。例えば、卵は洗うべきか否か?米・加・日などが洗う派で英・欧・南米・アジアは洗わない派だそうだ。洗うことの利点、洗わないことの利点が科学的に語られているらしい。表現として書き留めたのは初めから50秒あたりの“chicken and egg problem - causality dilemma”である。いずれにしても聞きかじった段階でこれからしっかりと聞き取り、書き取りしていくことにする。

冬晴や醤油をはじく目玉焼(彌栄浩樹)

帳付:

記事に無難な物がなく読まず。政治・経済・社会などの苛々させられるものは蒙御免であります。

警句:

I like being at home in my own little worle. The real world has too many assholes.

Not taking things personally is a very important life skill.

の二点を書き留めた。特に後の警句は、その傾向があるので、刻んで措かねば。お寺の啓示にも通じているのかも?