(巻三十二)失言と一ト日気づかず餅腹(中戸川朝人)

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(巻三十二)失言と一ト日気づかず餅腹(中戸川朝人)

1月7日金曜日

朝の最低気温はマイナス2度とか予報されていたが、寒くてこの冬初めてエアコンを点けて着替えをした。暖かくして測ると血圧も125ー75と正常値である。

念仏は無の字ばかりや寒波くる(前田美智子)

顔本を開くと皆さんからの雪の写真が多い。

午後、生協までの道筋を歩いてみた。陽のあたっている歩道は雪が消えているので滑ることなく歩ける。危険なところは玄関から公道までの10メートルほどかな。

死ぬまでは転ぶことなく寒雀(三橋敏雄)

願い事-生死直結で叶えてください。コワクナイ、コワクナイ。

形象[かたち]への未練に歪む雪だるま(野間口千賀)

おとなしく水となりゆく雪兎(柴田佐知子)

出来れば雪兎で消えたい。

警句

Depression is living in a body that fights to survive, with a mind that tries to die.

これは警句ではないだろうが、顔本グループ“Psychology”に出ていたのを控えた。