(巻三十三)足るを知る余生の新居風薫る(菊田島椿)

(巻三十三)足るを知る余生の新居風薫る(菊田島椿)

5月22日日曜日

新居を建てておいて“知足”と云われてもって感じだなあ。

足るを知るそう言われても青蛙(川辺幸一)

今朝は掃除機がげ、シートと毛布干し、昼食の温め、針の糸通しも致す。その合間を縫って「随筆筆写控え」をポストす。

針穴に糸の逃げゆく冬夜かな(雨宮抱星)

俳壇が届くが、書き留めたくなる句はなし。

午後の散歩は都住1から曳舟川を渡って農産高校を訪れ、曳舟川のローソンに戻って久々の路酎。そこから笠間稲荷、蓮光寺、亀中正門、二丁目裏通り、都住2、帰宅。

猫との遭遇は、都住1で友ちゃん、笠間稲荷でコンちゃん、都住2で太郎と花子。写真は友ちゃん。

読書は

「夜長 - 楠本憲吉」日本の名随筆72夜 から

で、

《ところで、「長月」は「夜長月」の略だとする説に異論を唱えた人物がいる。江戸時代の国学者賀茂真淵で、彼は、

「夜が長いから長月というなら、別に九月だけとは限らないのではないか。これは“稲刈月[いながりづき]”の上下を略して“なが月”といったのだ」

と説いているが、私はこの意見に興味を覚えるのである。》

なんて事も書いてある。

願い事-生死直結で細君より先に知らないうちに叶えてください。