(巻三十三)燃えながら皿にとらるる目刺かな(野村亮介)

(巻三十三)燃えながら皿にとらるる目刺かな(野村亮介)

6月22日水曜日

細君が生協の花屋さんでヒマワリも買って帰った。小さな花もヒマワリだそうだ。

向日葵は金の油を身にあびてひらりと高し日のちひささよ(与謝野晶子)

などと君は呟く。

午後は図書館から時計回りで散歩した。図書館では5冊返して3冊借りた。帰宅して内容点検したところ、向井敏が激賞していたので借りてみた池部良の『つきましては女を』という単行本は期待外れだった。小説なのか随筆なのか。随筆風小説というのもありだが、描写より会話の部分が多すぎてベタベタする。後の2冊には獲物が入っていた。

本日の猫は、都住3でサンちゃんとフジちゃん。都住2で太郎ちゃん。フジちゃんが本当に気を許すようになってきた。都住2にもう1匹野良がいた。三毛猫で目付きが鋭い。毛並みが汚れていて警戒心がただ事ではない。挨拶代わりにスナックを置いてきたが、これからの彼女の反応が楽しみだ。

願い事-電球が切れるが如くで細君より先にお願い致します。死ぬことを考えているのが一番心静かでいられる。