(巻十一)悪相の魚は美味く雪催(ゆきもよい)(鈴木真砂女)

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7月25日月曜日

月末となり、NHK俳句、角川俳句の発売日となりました。両方買う気にはなれず、NHKについては“立読抜盗句歌集”の基本に戻ることにいたしました。

盗めよと盗んでみよと薔薇真紅(神野志季三江)

捲っておりましたら、一句書き留めたい句があり、頭に叩き込んで書店を出ました。書店を出てすぐにメモ帳を取り出して書き留めました。この短い時間で思い出せないような句はそもそも書き留めなくてもいい句だということにしております。

書き留めた句は

いくたびも月にのけぞる踊りかな(加藤三七子)

でございました。

角川俳句は読みでがありそうです。ゆっくりと読みます。
ただし、巻末の“今月の気になる季語”の挿し絵(写真)の一言を了解した編集者はこのことに関してはセンス悪いですね!