(巻十三)過ぎ去つてみれば月日のあたたかし(山田弘子)

12月30日金曜日

昨日のブログ記事中、長明を長命と誤ったので、こっそり訂正いたした。自宅に居る方が時間にゆとりがないので、雑な記事になってしまう。

誤字脱字合格祈願絵馬頓馬(木村いさを)

午前中に米屋から餅が届いた。一枚だけである。以前は機械ではあるが、餅屋が自分のところで餅つきしたものを売っていた。今朝の餅は包装のビニール袋から察するに、他の加工場でついた餅を回しているように思える。米屋も老いたか?
さて、夜になって餅を切ろうとしたが、粘りが強くて切りにくい。粉がついていないので四角に切った餅同士がくっついてしまうので、また一つ一つラップで包まなくてならない。今年の餅は扱いにくい。細君共々餅の粘りに負けて、半分で断念し足りない分は簡易なパック餅にすることにした。

餅二つ膨れ付きしを吉とせり(丸井巴水)


関与したおせち調理は、紅白ナマスの人参と大根の細い棒状に切り、田作りの絡め、昆布巻き(調製品の単なるもどし)、煮物の人参をねじ梅に切り、蒟蒻の捻り切り。

ごもめ噛む隙だらけなる夫の顔(長崎玲子)