(巻十四)職人の長い一服紫木蓮

3月29日水曜日

昨晩は偲んで飲み過ぎた。いや、飲み過ぎはしなかったが遅くまで飲み屋にいたので帰宅が午前になり、睡眠時間が短く、寝不足である。
朝食はいつもの電気ビル裏のプロントでいただいたが、いつもハムチーズトーストをやめて、軽めにケーキと珈琲にしてみた。

なすな恋波止場のケーキ評論家(徳重千恵子)

昨晩の偲ぶ飲み会で故人のFacebookのアカウントは生きていて、ご親族がメンテしていること、命日の朝も故人のお姉さまからメッセージが送られていると紹介があった。
PC画面の遺影に手を合わせ、ソシアルネットワークのアカウントに御参りするのも現世かな。墓の代わりのこのブログもYahoo!が存続している間、墓であり続けるのかもしれないが、これもあなた任せである。死後のことだから、まあどうでもいいが。

棄てるとも捨てられるともみづからを入るる無縁墓地人は購う(宮原勉)

毎月のことですが、小遣いを幾分か繰越せるかと思っていると飲み会が入り御破算になってしまう。