(巻十六)徘徊の父と無月の庭に立つ(柴田千晶)

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10月7日土曜日

愛宕山の石段登りでは日頃使わない部位を使ったようで、尻の肉が痛い。加えて今朝はふくらはぎがこむらがえりし、痛みで目が覚めた。

鳥葬図見た夜の床の腓(こむら)返り(伊丹三樹彦)

痛みが治まり、うとうとして目覚めると勃起していた。久し振りの朝立である!いやもう無いかと思っていた朝立である!

咳に覚む夢好色にして恙なし(鈴木詮子)

三連休と云っても何処にも行かない。
義母の遺品整理をしていたら、義母に贈った我輩の拙い作品(写真)が何点も出てきた。趣味・暇潰しに画も悪くないなと思い直した。

夜は、NHKラジオ第二放送の「私の日本語辞典」を聴く。この番組に登場するのはだいたい文系の学者だが、今月は珍しく橋梁の工学博士がゲストである。日本の平安から江戸あたりまでの橋のことを話すようで、東海道の最大橋は矢作川の橋だとか、永代橋は1807年に落橋して多数の犠牲者が出たとか、そう言うお話が第一回であった。

のどかさや一年ごしの橋普請(正岡子規)