(巻十七)つつまれていて薔薇の香を忘れをり(今橋真理子)

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1月1日日曜日

新年明けましておめでとうございます。

7時43分ころ12号棟の屋根を越えた御来光がやっと射し込んできた。

カーテン隙一寸の初明り(瀧春一)

大旦洗濯物垂れ恙無し(潤)

10時半に息子を起こして三人で雑煮をいただく。
賀状は4枚であり、各氏とも生かされております調の添え書きである。

長生きか死に後れしか山椒魚(鷹羽狩行)

午後は珈琲と灰皿を求めて駅前まで散歩した。途中図書館の前を通ると新春映画会のポスターが貼り出されていて「吉例フーテンの寅」となっていた。新春は寅さんか。

寅さんが冬の「季語」とは知らなんだ薄着の似合う涼しい男が(石島正勝)

駅前のミスド、プロント、ベッカーズは三店舗ともに営業していた。長居をするつもりはないのでミスドにしてチョコレートドーナツと珈琲で二本吸った。