(巻十七)歳時記は秋を入れたり旅かばん(川崎展宏)

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2月25日日曜日 

細君につき合ってショッピングモールに出掛けた。バスで行けば二人のバス代が440円になるが、タクシーだと 410円なのでタクシーに乗った。そのくらいの距離なら歩けばよいだろうが、そのくらいの距離でもタクシーを利用していいですよと料金が設定されたのだから、乗ってもバチは当たらないだろう。

買ったものは、玄関マットとヨーカ堂の衣類だけだから地味な買い物である。
今日のモールの客寄せ企画は写真の空中ブランコのようなもので、一回2分間で800円と高い。
フードコートは成田空港第三ターミナルビルの待合いエリアのように賑わっていた。
LCCではないが、ここも金をかけずに娯楽する場所だ。
私たちはフードコートにも入らず、サンドイッチを買って帰宅し、食後細君は昼寝し私は図書館に出掛けた。

25日とは言え、
まだ無いだろうと思っていた月刊俳句が書架に届いていた。
一時間ほど捲り、

死に際にとつて置きたき春の雨(高野ムツオ)

値段見てそつと戻して着膨れて(小林春休)

佃煮の暗さそれぞれ秋の風(小山玄黙)

退屈と思はねど暇柿食うて(古川朋子)

鉄鍋になじむ木蓋や雪催(安西信之)

を書き留めた。

俳句雑誌の発売日が25日なのは知っていたが、楽しみは翌月の10日ぐらいまでとって置きたかったなあ。

夜、オーブンレンジが壊れた。H69という故障コードが出たそうだ。動いてはいるがPC基板の不具合で修理することになった。
買って一年未満である。東芝がよいというので東芝にしたが、困ったものである。やっと保証書を探し出して出張修理をお願いした。火曜日には来てくれるようだが、便利なものに頼り切っている生活は脆い。

面倒なことと相成るおでんかな(中村わさび)