(巻十八)一円を拾ふ勇気の夏帽子(大東晶子)

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3月8日木曜日

お医者に尿酸値の薬を軽く“変えてみようか?”と言われて変えたら二週間で軽い痛風が出た。酒量は酎ハイ二杯で変わっていないから薬が合わないのかも知れない。今度の診察で元に戻していただこう。貯めてあった前の薬に戻した。

血圧のくすり一生地虫鳴く(一民江)

プロントの朝食ではホットドッグを頂いているが、迂闊にもケチャップをチャックの脇に垂らしてしまった。

とろろ汁人生訓を少し垂れ(高橋健文)

コップの水でナプキンを湿らせて拭き取ったがおそそをしたように染みが拡がってかえって目立つ状態にたち至った。乾けば消えるが何ともな格好で満員電車に乗ることになった。

なに隠すつもりか春の懐手(西條泰弘)

会社に着いた頃には乾燥して染みは消えていてひと安心。しかし色々なところで弛みが出てきたなあ!

ともづなの張りては弛み初嵐(松本光生)

細君は年に三回の眼科検診に行った。食事の用意は出来ないから弁当を買って帰れとのお沙汰。和幸で歯に優しいアジフライ、クリームコロッケ、北海道コロッケのお好み弁当を調達して帰宅した。アジフライにはやや手こずったがまずまず美味いと思い食した。

アジフライにじやぶとソースや麦の秋(辻桃子)