(巻十八)わが歌のこき落されいる雑誌伏せ洗濯に立つわが日日のこと(斎藤史)

イメージ 1

イメージ 2

3月20日火曜日

レンタルの観葉植物が取り換えられていた。植木職人と云うのか何と云うのかわからないが、若い女性が二人で作業していた。一撮しながら二言三言ことばを交わしたが、シャキッとしている。職人気質なのだ。

薔薇守の証の腰の鋏かな(高田正子)

吉行淳之介の法廷私記を読み終えた。何れゴールデン・ウィークあたりに5回分を連続でご紹介いたしたい。コチコチし終わってみると、無駄なことをしたなとも思う。
吉行淳之介氏の法廷私記の次は水上勉氏のさらっとした蕎麦随筆をコチコチし始めた。

酒のあと蕎麦の冷たき卯月かな(野村喜舟)

帰宅途中のさくら通りで気の早い花がちらほら開いているのを見た。

夜桜や俺は群れずに先に散る(潤)