(巻十八)梅雨深し名刺の浮かぶ神田川(坂本宮尾)

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5月21日月曜日

珍しく夕方までのお仕事があり、帰りはラッシュに重なった。大門から各駅停車の青砥行きに乗ったが浅草橋駅まではギュウギュウであった。
青砥駅前のバス停の見えるところまで来るとバスが接近している。久しぶりに走ったが前のめりになって走って転ぶと残りの人生が大変なことになるので重心を低くかつ後ろに置いて何ともみっともない走り方をした。一つバスを遅らせたところで大きな違いはないなあとバスの椅子に座って反省した。

バスはるかゆらめいてみゆ薄暑かな(白石冬美)

那智・チャコの白石冬美さんです。

そんな反省をしながら帰宅すると細君が妹の姑が転倒して骨折には至らなかったが病院への付き添いが大変だとのニュースを伝えてくれた。まさにこの歳を越しての転倒は命取りになるな。

死ぬまでは転ぶこてなく寒雀(三橋敏雄)

若いころ、まだお役所が真っ昼間から御用納の大酒を呑んでいたいたころ、ビールを運んでいて転倒して膝の骨折をしたことがある。
確かに馬鹿な怪我のしかたであるが、馬鹿だなあと面と向かって言われると腹が立った。
古傷は今のところおとなしくしてくれているが、いつ暴れだすか分からない。体重が増えてきているので気を付けなくては。