(巻十九)空つぽにならんと雪の岬まで(宮坂静生)

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7月11日水曜日

空っぽになる。無心・無我になるには修行が要るんだろうな!色んなことに心が動き考えが回ってしまうので慌てて電車から降りて会社に電話をすることになってしまうんだ。

念仏は無の字ばかりや寒波くる(前田美智子)

*季節感までは合わせられず。

蒸し暑い一日を過ごし、亀有に戻り喉の渇きを癒さんと“ときわ”の暖簾をくぐりました。いつも鰯の刺身なので目先を変えて小肌の酢の物をお願いしてみたが、今日はないとのことだった。鰯の刺身に戻るのも面白くない。女将さんからシメサバのお薦めがあったが、ネギぬたを頼んだ。体が酢を欲している。

青ぬたに箸を汚して酒一合(坂井清明)

テレビでは大相撲名古屋場所が放送されていて、解説は北の富士親方でした。やや大へいに語っているがやはり聞かせる!
対するは若いアナウンサーさんなのでなかなか大変だったでしょう。
相撲は三役くらいまでが面白い。

空席のテーブルの先の席に50歳絡みの色っぽいのが座っていた。どこかでみたような気がする。URの尚代さんではないだろうか?今の団地を契約するときの担当者でURの賃貸窓口に“へぇー、こんな人がいるんだ!”と思ったものである。もちろん今日は制服ではない。結構深くえぐったUネックのサマーニットでした。尚代さんはこういう店でも呑むんだ!(在庫の中で尚代さんの雰囲気に近い写真を掲載しました。)

泉汲むや胸を離れし首飾(猪股千代子)

一杯やって帰宅し、飯を食って風呂に入ってパンツ一枚で自室で扇風機にあたり涼んでいると、用もないのに廊下をチョロチョロしてシャツを着ろとかズボンを履けとかうるさい。

夕すずみよくぞ男に生まれけり(其角)