9月14日金曜日
本日から巻二十となります。
巻頭は蛇笏がこう言う句も作ったのだと思い書き留めた一句です。巻きは今三十八を進めておりますが、そこまで行けるかは神のみぞ知るです。
アポなしに死神が来る茶の間かな(前田弘)
今朝、桜通りを歩きましたら子供の像の手に桜落葉がとまっておりました。桜は黄落が早いのですね!
にんげんにあまたの部品黄落期(久塚謙一)
帰り道には明日からの香取神社秋祭りの御輿を仕立てているところに出会した。世の中を歩いて廻っているからこそ色々なものが見られます。
昨晩はチーズケーキを食べて万全を期したので二日酔いはないのですが、呑み疲れは残りました。代貸しさんはお休みです。親分さんはしっかりとご勤務。
午後からずらかろうと思っていましたが、電話番もいるでしょうし、サボっても特にやることはないので机でコチコチ読書といたしました。
さすがに会社の机で勤務中に文庫をひもとく訳にはいきませんので、いつも新聞の切り抜きをコソコソとコチコチ読書しておりまして
Climate change swamps vulnerable airports - by Hiroko Tabuchi Sept 11 2018 関西空港水浸し
をスロー・リードいたしまして、読み終わりました。時事の記事をタイムリーに供覧いたすつもりはないのですが、早速掲載いたしました。
まだ時間がありましたので、
For aid in recovery, send in the cats - by Jennifer A. Kingson Sept. 14 2018 猫セラピー
を読み始めました。
家での今日のコチコチ読書は、
「ふたたび美醜について ー 福田恆存」ちくま文庫 私の幸福論 から
に手を着けました。以下が冒頭です。
“ふたたび美醜について述べなければならなくなりました。というのは、読者の一部から強い不満を訴えられたからです。”
このように先行した評論に対する、更なる論の展開ですので先行評論をご紹介したいと思います。
「美醜についてー福田恆存」筑摩文庫“私の幸福論”から
https://blogs.yahoo.co.jp/nprtheeconomistworld/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=+%A1%D6%C8%FE%BD%B9%A4%CB%A4%C4%A4%A4%A4%C6%A1%BC%CA%A1%C5%C4%D7%F1%C2%B8%A1%D7%C3%DE%CB%E0&sk=0
加えてThe
Economist 誌にも同じような論調の記事がございましたので併せてご紹介いたします。
The economics of good looks, August 27th 2011 P68 N4P127 美男美女は得す る。(書評)
https://blogs.yahoo.co.jp/nprtheeconomist/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=good+looks&sk=0
ということで経済的にも美貌はアドバンテージがあるようです。
BBCの6分間英語講座では、身長による収入格差がテーマになっていて、やはりあるそうです。
美貌と身長で我が身を顧みれば、現在の経済状況はかなり良しとしなければならないな。
いささかのしあわせにいて秋燈(安藤鶴夫)
安鶴氏の他の句は未だ存じ上げませんが、この句は大好きな句です。