(巻二十)性格が紺の浴衣に収まらぬ(櫂未知子)

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10月7日日曜日

食事にいちいちうるさいことは云わない。ある程度のものがあればよい。細君も料理の才はなし、そもそも好きではないから旨いものは出てこない。更に悪い事に“減塩教”の信者なのでとにかく薄味である。こちらも舌が鈍感なのでまあどうでもよいが健康優先で不味いものばかりではやはり淋しい。

減塩の腰抜汁や隙間風(高橋茶梵楼)

昨晩はサンマと手羽元と大根のスープが出た。出たと云ってもサンマを焼いたのは私だし、スープの番をしたのも私だからその点はお忘れなく。

今日の昼飯はその
手羽元と大根のスープの温めかえしが主菜となったが、大根に味が染みて胡麻油の風味と合い、程好い軟らかさになっていて美味しかった。
カレーにしろ豚汁にしろ、二日目の方が旨いものは多いなあ。

素袷やそのうちわかる人の味(加藤郁乎)

今日の朝日俳壇:

美食より快便うれし老の秋(佐藤其土)

面接試験終へ屋上の秋高し(松田隆)

LINEにも文才の有無獺祭忌(あらゐひとし)

を書き留めた。

今日のコチコチ読書、

和文は、

「人間臨終愚感 - 山田風太郎徳間書店刊 半身棺桶 から

の継続、

英文はインドの虎を終わり、

How the next downturn will surprise us - by Ruchir Sharma September 20, 2018 景気後退への手当て

という記事を読み始めました。面白い記事ばかり読んでいると辛い記事が読めなくなるので時折こういうのもしっかり読むようにしています。