(巻二十)秋の夜のとなりに人のいる眠り(鳥居三朗)

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11月7日水曜日

立冬のビニール傘の硬さかな(丸山清子)

この時期の平均最低気温は8度くらいだと予報士さんが言っていましたが、今週は12度を下回らないようで結構なことでございます。

毎朝少しづつ執務参考図書を運び始めました。今朝は先ず六法と基本通達集を運びました。タリフも運搬袋には入れたのですが、3冊だと重くて嫌になりました。
亀有駅で8時ころの電車に乗るのですが、吊革もつかめないほどの混雑です。

PCの操作は大分馴れてきましたが、勤怠の業務実績入力がまだまだです。これはPCのスキルというよりも取り決めの理解の問題ですね。

お昼はウェルカム・ランチと云うありがたいお計らいをいただき、私にとっては異国のような赤坂のレストランで皆さんと写真のステーキをご馳走になりました。

寒卵置きし所に所得る(細見綾子)

*と、ありたい。

帰宅途中、寝酒用のウィスキーを仕入れた。帰宅時間が早くなり“ときわ”の前を開店前に通過してしまうので止もう得ず柿の種で寝酒を致しております。
句帳なんぞを捲りながらチビチビとやるのもこれまたよしでございます。

さてN氏のご不幸のことですが、
OB会からの訃報も届きました。
訃報にお通夜と告別式の日時は記されていますが、なお書きで、
“なお、ご家族のご希望により、お通夜・告別式はご家族、近親者のみにより執り行いたいので、皆様のご参列はご遠慮願いたいとのことです。”
と附記されております。

弔いはお招きがなくても参列できるものと思っておりますが、参列お断りと伝えられた場合は行かない方がよろしいのでしょう。
少なくとも、故人と家族ぐるみでお付き合いしていて、近親者に準ずる方まででしょう。私はそれにはあたりません。

着ぶくれて浮世の義理にでかけけり(富安風生)

私は死んでしまてまっていますから分かりませんが、細君は間違いなく家族葬にして、自分の妹の他は、どこにもだれにも他界したことを伝えないでしょう。
私もそれを望んでおります。

其の時は家族葬でと生身魂(安田俊明)

「本のリズム、暮らしのテンポ - 角田光代岩波文庫編集部編 読書という体験から